従来の化製場のイメージを一新して、環境との調和をはかり高い技術を駆使した最新の工場で、付加価値の高い製品を製造します。
原料の間接加熱等に必要な蒸気を発生させます。
原料を投入し、均一の大きさに粉砕します。
予備処理タンクで原料と油を混合攪拌して、一定の温度まで加熱したのち、クッカーで原料自身の油分を間接熱媒体として蒸気で加熱し、原料中の水分を蒸発脱水させます。
クッカーから排出した原料の蒸発蒸気は、コンデンサで冷却され凝縮水としてホットウェルタンクに回収されます。コンデンサの冷却にはクーリングタワーを使用しています。
エキスペラで搾った半製品をハンマーミルで粉状にし、シフタで篩いにかけて冷却した後にホッパに貯留します。
工場内の臭気は、発生箇所に適した方法でダクト補集して脱臭設備へ誘引されます。
■広島化製型油温脱水方式
油温脱水とは、密閉したクッカーの中で天ぷらの原理を応用した方式で、クッカー内で油と原料を混合接触させ、間接蒸気で水の沸点まで加熱することで原料中の水分を蒸発脱水させるというものです。 クッカー内を減圧状態にすることで、比較的低温で臭気を外部に漏らすことなく処理することが可能です。 当社では処理効率を高め高品質の製品を製造するために、クッカーの形状や蒸気加熱方式に独自技術を取り入れて広島化製型油温脱水方式を構築しました。
生産した油脂を出荷まで貯留します。